旅行をする際に最もお金がかかる部分の1つに、飛行機代があります。
そのため、「飛行機代を少しでも安く購入してお得に旅行したい!」と考えている方は多いです。
本記事では、お得に飛行機を利用したいと考えている方に向けて、
- お得に航空券を購入できるタイミング
- 購入券を安く購入するための裏技
- 日系航空会社で使えるお得な制度
などについて詳細に解説します!
航空券を格安で購入したい方はぜひ最後までお読みください。
ANA・JALをお得に乗る方法とは?
ANAとJALは、日本を代表する航空会社として有名です。
しかし、スカイマークやLCCと比較すると、航空券は高額となります。
そこでここからは、ANAやJALの飛行機にお得に乗る方法について解説していきます。
下記の5つの方法を実践して、航空券をお得に入手してみてください。
- マイルを利用する
- 早割を利用する
- 株主優待を利用する
- 25歳以下の方は当日購入を検討する
- ビジネス切符を利用する
マイルを利用する
クレジットカードを利用した場合、マイルが貯まるケースがあります。
マイルを利用すれば、航空券を購入せずに飛行機に乗れます。
還元率や年会費などを比較したうえで、お得にマイルを貯められるクレジットカードを選びましょう。
ANAやJALのマイルを貯めやすいクレジットカードを3つ紹介します。
還元率や年会費などを表にまとめているので、クレジットカード選びの参考にしてください。
クレジットカードの名称 | 航空会社 | 還元率(1マイルを1.5円として計算) | 年会費 | 特徴 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | ANA | 1.5% | 7,700円 | ・1,000ポイント=1,000マイルのレートで交換できる ・入会時やカード継続時に1,000マイルがプレゼントされる ・ポイント移行コースに登録すると、登録期間中のポイント有効期限が無期限となる |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | JAL | 1.5% | 29,000円 | ・1,500JREポイント=1,000マイルのレートで交換できる ・入会特典や利用特典として5,000JREポイントがプレゼントされる ・国内外の空港ラウンジやビューゴールドラウンジが利用できる |
ソラチカ一般カード(ANA To Me CARD PASMO JCB) | ANA | 0.75%~1.5% | 2,200円(初年度無料) | ・入会時に1,000マイルがプレゼントされる ・国内外の旅行傷害保険と海外のショッピング補償が付帯される ・PASMOの機能が利用できる |
参考:ANA アメリカン・エキスプレス ® ・カード(2024年8月27日時点)
CLUB-Aゴールドカード(カードの種類)(2024年8月27日時点)
ソラチカ一般カード(2024年8月27日時点)
1マイルの価値は利用条件によって、5円以上の価値となるケースもあるよ!マイルを効率よく貯めて、お得に飛行機に乗ってみよう!お得に海外旅行に行きたい人は、こちらの記事も見てみてね!
早割を利用する
航空券を早いタイミングで予約すると、早割による割引が受けられます。
原則として、予約するタイミングが早ければ早いほど、割引率が高くなる傾向があります。
飛行機に乗る予定が決まったときは、早めに航空券の予約をしておくとよいでしょう。
予約する時期によっては、割引率が70%を超える便もあるよ!
株主優待を利用する
ANAとJALはそれぞれ株主優待制度を導入しています。
株主優待制度を利用すれば、株主優待割引運賃にて飛行機に乗れます。
ANAとJALの株主優待については、こちらの表にまとめました。
ANA | JAL | |
対象者 | 毎年3月末日もしくは9月末日時点の株主名簿に記載、またはANAホールディング(9202)の株式を100株以上保有する株主 | 毎年3月末日もしくは9月末日時点で日本航空(9201)の株式を100株以上保有する株主 |
優待内容 | ・ANA国内線搭乗優待が受けられる ・ANAグループ各社や提携ホテルで10%以上の割引が受けられる ・国内外ツアー商品を割引価格で購入できる ・空港内売店や免税店での買い物が10%割引となる ・株主優待料金でゴルフを楽しめる | ・JALグループの国内定期航空路線で利用できる株主割引券がプレゼントされる ・JALのパッケージ商品が3%~8%割引で利用できる |
参考:株主優待のご案内 | 株式情報 | ANAグループ企業情報 – ANA(2024年8月27日時点)
株主優待のご案内|IR情報(2024年8月27日時点)
株主優待券は株主が得する便利な制度だね。株主優待制度を導入している企業の株式を購入すると、さまざまなサービスがお得になるよ!株主優待制度が気になる人は、こちらの記事も見てみてね!
25歳以下の方は当日購入を検討する
12歳以上25歳以下の方は、航空運賃がお得となる当日購入が利用できます。
航空券の当日購入は、搭乗日当日の0時から予約が可能です。
航空券の当日購入を利用するには、ANA(JAL)マイレージクラブ会員であること、もしくはANA(JAL)カード会員であることが条件です。
運行便や時期にもよるけど、70%以上お得になるケースもあるよ!ただし、キャンセル時は手数料がかかる点に注意してね!
ビジネス切符を利用する
「ビジネス切符」とは、同一人物が同じ路線を2回搭乗するときに利用できる航空券のことです。
ANAカードもしくはJALカードを保有している方が対象となります。
ビジネス切符とあるけど、ビジネス利用目的以外にも使えるから安心してね!
飛行機チケットをお得に購入できるタイミングは?
特定のタイミングを狙って飛行機チケットを購入すると、通常価格よりもお得になります。
お得に飛行機のチケットを購入したい方は、下記の6つのタイミングを狙いましょう。
- 行きは午後、帰りは午前のチケットが安い
- オフシーズンに旅行する
- 月曜から木曜までが安い傾向がある
- LCCは2か月〜3週間前購入がおすすめ
- セールのタイミングを利用する
- 直前予約がお得な場合も
行きは午後、帰りは午前のチケットが安い
飛行機チケットは、需要と供給によって価格が変動します。
旅行を楽しめる時間が減ってしまいますが、行きは午後、帰りは午前の飛行機チケットを購入すると、費用をおさえられるケースが多いです。
また、時間帯によっても飛行機チケットの金額に差が生じます。
追加料金のない時間帯もあるので、調べてみましょう。
早朝便や深夜便は、飛行機チケットの金額が安い傾向があるよ。ただし、土日や祝日を挟むとあまり安くならないから、旅行する時期も調整できるといいね!
オフシーズンに旅行する
オフシーズンは旅行者が減ることから、飛行機チケットは安価となるケースが多いです。
国内旅行のオフシーズンは正月明けや4月上旬から中旬まで、11月などです。
海外旅行のオフシーズンも、基本的には国内旅行と変わりません。
ただし、オンシーズンは旅行先によって異なる点に注意しましょう。
たとえば、旧正月がある中国やベトナムなどの地域では、1月下旬から2月下旬までがオンシーズンとなります。
旧正月は毎年日付が変わるので、必ずチェックしておきましょう。
オフシーズンに旅行に行けば、人気の観光地もスムーズに観光できるよ!飛行機内も混雑していないから、快適な空の旅を満喫できるね!
月曜日から木曜日までが安い傾向がある
一般的には、月曜日から木曜日までに飛行機チケットを購入すると、お得となるケースが多いです。
金曜日は休日の前日にあたるため、旅行者の増加が予想されます。
そのため、ほかの平日と比べると、飛行機のチケット代が高額となる傾向があります。
国際線の場合は、火曜日と水曜日がお得となるケースが多いです。
ただし、旅行先やシーズンによって異なるため、一概にはいえません。
週末や祝日に旅行する人が多いから、どうしても飛行機のチケット代は高くなりがちだよね。会社勤めの人は、有給休暇を上手く使えば、お得に旅行できそうだよ!
LCCは2か月〜3週間前購入がおすすめ
LCCでは空席連動型運賃を採用しています。
「空席連動型運賃」とは、空席状況に応じて飛行機のチケット代が変動する仕組みを指します。
一般的に、2か月前までは最低運賃を表示しているケースが多いです。
しかし1か月前になると、運賃の変動がはじまります。
空席率の高い便は、大きな値下げがおこなわれる可能性が高まります。
ただし、2週間前には再び運賃の値上げがはじまるケースが多いので、2か月から3週間までの間に飛行機のチケットを購入するとよいでしょう。
LCCは飛行機のチケット代が安いメリットがあるけど、変更や取消ができないケースが多いよ。キャンセル料について必ず確認してから、予約をするようにしようね。
セールのタイミングを利用する
開催時期は不定期ですが、航空会社はセールをおこなうことがあります。
セール期間中は、飛行機チケットをお得な価格で購入できるので、ぜひチェックしましょう。
ただし、お得な飛行機チケットはすぐに売り切れてしまいます。
セール時期が判明したときはリマインダーを使って、セールに乗り遅れないようにしましょう。
セールの情報を得るには、SNSや航空会社の公式サイトなどをチェックするといいよ!特にSNSは最新の情報が手に入りやすいから、定期的に確認しておこう!
直前予約がお得な場合も
飛行機チケットは、早く予約するほどお得となるケースが一般的です。
しかし直前予約により、お得に飛行機チケットを購入できる直前割が使えるケースもあります。
ただし、直前予約は必ずできるわけではありません。
直前予約を活用したいときは、航空会社の公式サイトをこまめにチェックしましょう。
オフシーズンは旅行者が少ないから、直前予約ができるかもね!
飛行機代をお得にできる裏技テクニック
飛行機代を少しでも安くしたい方は、裏技を利用しましょう。
どれもコツさえ掴めばむずかしくないので、ぜひ試してみてください。
飛行機代をお得にできる裏技テクニックには、下記の7つがあります。
- 片道ずつ購入する
- 乗り継ぎ便を購入する
- 一括検索サイトを利用する
- 座席指定をしない
- 利用する空港を変更する
- ホテルとセットで購入する
- 購入する国を変えてみる
片道ずつ購入する
航空券には往復割引があります。
そのため、往復分の航空券を購入したほうが安くなるケースが一般的です。
しかし、フライトによっては片道ずつ購入したほうが安くなるケースもあります。
往復分の飛行機代が高いと感じたときは、片道分の料金を調べてみましょう。
同じ航空会社を利用する必要はないよ。もっとも安い航空会社を選ぼうね!
乗り継ぎ便を購入する
長距離のフライトの場合、乗り継ぎ便を利用することで、飛行機代を安くできる可能性があります。
ただし、乗り継ぎには時間がかかります。
また、遅延や欠航などのリスクもあるので、スケジュールに余裕がある方向けの方法だといえるでしょう。
直行便だと、乗り継ぎをしなくていいから楽だよね。乗り継ぎができる自信がない人は、直行便のほうがいいかもね。
一括検索サイトを利用する
飛行機代が安い航空会社を探すのは大変です。
そこで、飛行機代の価格を比較する際は、一括検索サイトの利用をおすすめします。
一括検索サイトに希望条件を入力するだけで、現時点で最安値の航空券を調べられます。
また、同じ条件の航空会社も表示されるため、自分の希望するフライトを選択しやすいです。
航空券の一括検索サイトである「スカイスキャナー」を使ってみました。
入力した条件はこちらです。
- 出発日:2024年9月8日(日)
- 現地出発日:2024年9月14日(土)
- 大人2名
- エコノミー
検索結果はこちらです。
航空会社 | 料金(大人2名合計) |
Zipairとフロンティア航空 | 288,703円 |
アメリカン航空 | 532,159円 |
ANA・JAL | 1,013,818円 |
参考:スカイスキャナー(2024年8月27日時点)
乗り継ぎの有無や所用時間などは考慮していませんが、航空会社によって数倍もの価格差がありました。
数分もあれば、簡単に飛行機代の比較ができるよ!むずかしい操作もないから、誰でも比較ができる点がうれしいね!
座席指定をしない
座席指定をしないで航空券を検索すると、安いチケットが見つかることがあります。
しかし、複数名で旅行をする場合、席が離れてしまう可能性が高いです。
座席指定にこだわりがない方におすすめしたい方法です。
旅行慣れしている人なら、座席が離れていても問題はなさそうだね!
利用する空港を変更する
利用する空港を変更することで、格安の航空券が見つかるケースがあります。
たとえば、行きは羽田空港を指定して、帰りは成田空港に変更してみましょう。
ほかの交通費がかかってしまうかもしれませんが、お得な航空券を入手できれば、結果として安くなるかもしれません。
目的地が決まったら、どの空港が近くにあるのかを調べてみよう!
ホテルとセットで購入する
ホテルと航空券がセットとなったパッケージツアーは、お得な料金で利用できるケースが多いです。
また、旅行中のプランはあらかじめ決められているので、自分で計画を立てる必要はありません。
海外旅行の経験が少ない人は、パッケージツアーがおすすめだよ!また、治安がよくない場所に行くときも、パッケージツアーなら安心して行けるね!
購入する国を変えてみる
航空券の価格は、国の物価の高さによって変動する傾向があります。
たとえば、購入する国を日本からインドネシアに変更すれば、安い価格で購入できる可能性があります。
「購入する国を変える」とありますが、実際に国を移動するわけではありません。
「VPN」(Virtual Private Network)によって位置情報を変更することで、可能となります。
VPNを使う際は、有料のVPNサービスを利用してね。できるだけ多くの国や地域にサーバーがあるVPNプロバイダーを選ぶようにすれば、安全性が高まるよ!
まとめ
旅行にかかる費用の中でも、飛行機代は高額となりがちです。
お得に旅行に行きたいのであれば、飛行機に安く乗る方法を知ることが重要です。
航空券を安く購入する裏技には、乗り継ぎ便を利用する、一括検索サイトで検索するなどがあります。
また旅行する時期をオフシーズンにしたり、セールのタイミングを利用したりすることで、飛行機代を安くできる可能性が高まります。
飛行機代を少しでも安くしたい方は、本記事で解説した内容を参考にして、お得な航空券を探してみてはいかがでしょうか。