旅行に行く際にもっともお金がかかるポイントとして、「飛行機代」があります。
そのため、「少しでも飛行機代を削減したい!!」と考えている方は多いのではないでしょうか?
本記事では、飛行機チケットを少しでも安くしたい!と考えている方に向けて
- お得に航空券を購入できるシーズン
- 同じ日程でも飛行機チケットを安く買えるタイミング
などについて詳細に解説します!
航空券を少しでもお得に購入したい方はぜひご覧ください。
目次
飛行機チケットを安く購入できるシーズンは??
飛行機チケットを安く購入できれば、旅行にかかる費用を節約できます。
ここからは、飛行機チケットを安く購入できるシーズンについて見ていきましょう。
- 平日の月曜日から木曜日がおすすめ
- 1年のうちで2月・6月・11月が特に安い
- 目的地によってチケットが安いタイミングが変わるので要チェック
平日の月曜日から木曜日がおすすめ
前提として、飛行機のチケット代は平日が安いです。
平日の中でも特に安い曜日が、月曜日から木曜日までです。
金曜日も平日なので、飛行機のチケットをお得に購入できると思うかもしれません。
しかし、金曜日は土曜日の前日であり、飛行機の利用者が増える傾向があります。
結果として、金曜日は飛行機チケットの需要が高まるため、航空券の価格が上がりやすいのです。
会社勤めをしていると、平日休みは取りにくいよね。もし平日に休みが取れないのであれば、日曜日の飛行機チケットを確認すると、お得な航空券が見つかるかもしれないよ!
1年のうちで2月・6月・11月が特に安い
閑散期である2月と6月、11月は、飛行機のチケットを安く購入できます。
12月から1月までは、冬休みや帰省などで飛行機を利用する方が増えます。
2月は特に大きなイベントがないことから、飛行機のチケット代は比較的安いです。
また、3月から5月までの時期は、春の旅行シーズンです。
春休みやゴールデンウィークなどがあり、長期連休となる方が多くなるため、飛行機の搭乗者が増えます。
6月になると梅雨に入り、旅行者が減少する時期です。
空席が増えやすくなるので、航空会社は飛行機のチケット代を下げ、利用者を増やそうとします。
11月は秋の旅行シーズンが終わり、旅行者が減る時期です。
12月に入ると再び旅行者が増え始めるので、スケジュールを調整できるのであれば、11月の旅行をおすすめします。
長期連休や大きなイベントがない時期は、飛行機のチケット代が安いんだね!
目的地によってチケットが安いタイミングが変わるので要チェック
目的地によって、飛行機のチケット代が変わるケースもあります。
たとえば、国内旅行で人気の高い北海道のケースを見てみましょう。
北海道のオンシーズンは6月です。
北海道には梅雨がないといわれています。
また、比較的涼しいこともあって、6月は北海道旅行に最適なシーズンだと判断できます。
一方で、北海道のオフシーズンは1月や4月、10月から12月初旬までです。
マリンアクティビティが人気のセブ島の場合、3月から5月までがオンシーズンとなります。
この時期は晴天率が高く、マリンアクティビティが楽しめることから、飛行機のチケット代が値上がりします。
セブ島のオフシーズンは9月から11月までです。
この時期のセブ島は雨季に突入しており、台風の影響を受けやすくなります。
目的地が決まったあとは、オンシーズンとオフシーズンの飛行機のチケット代を比較してみましょう。
費用をおさえることを目的にしているのであれば、オフシーズン中の目的地を選ぶといいよ!ただし、台風が発生しやすい時期に行くときは、飛行機が欠航するリスクがあることも考えておこうね。格安で行ける国を知りたい人は、こちらの記事を見てみてね!
飛行機チケットを少しでも安く買えるタイミングは?
飛行機チケットを安く買えるタイミングには、下記の6つがあります。
- 国際線は半年〜2か月前がベストな購入時期
- 国内線は1か月~3か月前がおすすめ
- LCCは2か月〜3週間前購入がおすすめ
- セールのタイミングを利用する
- 直前予約がお得な場合もある
- 早朝もしくは夜遅くの時間帯を指定する
それぞれのタイミングについて、詳しく説明していきます。
国際線は半年〜2か月前がベストな購入時期
国際線の場合、半年から2か月前までがお得に購入できる時期となります。
この時期は航空会社の早期割引(早割)が適用されるため、安くなるのです。
早ければ早いほどお得だと考えておけばよいでしょう。
航空会社によって早割プランに違いがあるよ。複数社を同じ条件で比較してみると、安い飛行機チケットが見つかるよ!
国内線は1か月~3か月前がおすすめ
国内線の場合、1か月から3か月前までがお得な時期となります。
こちらも国際線と同じように、早期割引(早割)によって安く購入できるからです。
一例として、ANAの飛行機チケットの価格が、予約時期によってどのくらい変わるのかを見ていきましょう。
下記は、東京(羽田)発の大人1名の片道航空券運賃となります。
また、記事を執筆している2024年9月13日時点での情報であることをご了承ください。
チケット代 | |||||
目的地 | 10月 | 11月 | 12月 | 年末年始(12月28~1月5日) | 1月 |
札幌(千歳) | 13,640円~ | 8,200円~ | 7,700円~ | 12,650円~ | 7,700円~ |
大阪(伊丹) | 12,100円~ | 7,500円~ | 7,000円~ | 9,680円~ | 7,000円~ |
福岡 | 18,590円~ | 9,300円~ | 8,500円~ | 11,330円~ | 8,500円~ |
沖縄(那覇) | 17,710円~ | 9,800円~ | 9,500円~ | 12,650円~ | 9,500円~ |
参考:ANA ANA SUPER VALUE~早割(早期割引)運賃でおトクな航空券のご予約(2024年9月13日時点)
上記の表を見ると、2か月先の11月から飛行機のチケット代が安くなっていることが分かります。
年末年始は搭乗者が多いため、一時的に価格が高騰していますが、1月は再び安値となっています。
飛行機に乗る時期によっては、2倍近くの価格差が生じるんだね。飛行機に乗る時期が分かったら、早めに予約しておくといいね!
LCCは2か月〜3週間前購入がおすすめ
LCCでは、空席の数によって航空券の価格が変動します。
この仕組みは「空席連動型運賃」と呼ばれており、航空会社によって異なります。
ただ、搭乗日の2か月前までは、最低運賃で購入できるケースが多いです。
搭乗日の1か月前には、航空券の価格の変動がはじまります。
空席が多い便では、この辺りから価格が下がりはじめる傾向があります。
そして搭乗日の2週間前になると、再び価格が上がりはじめるため、航空券を安値で購入することがむずかしくなるのです。
空席連動型運賃の特徴を踏まえ、LCCを利用する際は、2か月から3週間前までの間に航空券を購入するとよいでしょう。
LCCの航空券は安い点が魅力的だけど、基本的にはキャンセルができないよ。キャンセルする可能性がある場合は、LCC以外の航空会社を利用するのがいいかもね。
セールのタイミングを利用する
不定期ではありますが、航空会社や旅行会社がおこなうセールも狙い目です。
セールを利用すれば、通常よりも安値の航空券を購入できたり、ホテルとのセットでお得な旅行に行けたりします。
たとえば、JALは国内線航空券のタイムセールを実施していました。
羽田~新千歳間や羽田~伊丹間などの航空券が、大人1名あたり7,700円から購入できました。
こちらのセールは2024年9月3日から2024年9月4日までの期間限定セールであり、現時点では終了しています。
また、期間限定のJALダイナミックパッケージのタイムセールも好評です。
こちらの商品は、航空券とホテルがセットとなっています。
割引クーポンを併用することで、最大33,000円割引が適用される、お得な商品です。
第1弾は2024年8月30日から2024年9月13日までの実施となり、終了しています。
しかし、第7弾までのタイムセールが予定されているので、まだ利用できるチャンスがあります。
気になる方は、JALの公式サイトをチェックしてみましょう。
セールは数量限定だから、早めに予約することが大切だね!「飛行機 セール」や「フライト 期間限定」などのキーワードで検索してみよう!
直前予約がお得な場合もある
直前予約をすると、割引料金が適用されるため、費用をおさえられる場合があります。
ANAの直前予約を例に見てみましょう。
ANAでは「ANA VALUE」と呼ばれる直前割があり、お得な航空券を入手できます。
2024年9月13日時点でのANA VALUEの運賃例はこちらです。
路線は東京(羽田)~札幌(千歳)、大人1名あたりの運賃となります。
直前割 | 運賃例 |
ANA VALUE3 | 36,630円~ |
ANA VALUE1 | 36,740円~ |
なし | 46,040円~ |
参考:ANA 直前もおトクな航空券(2024年9月13日時点)
「ANA VALUE3」は、搭乗日の3日前までに予約をすると適用される運賃です。
直前割がない運賃と比較すると、1万円ほど安いことが分かります。
搭乗日前日までに予約する「ANA VALUE1」でも「ANA VALUE3」とほぼ同額で航空券の購入が可能です。
「今すぐ旅行に行きたい」と思い立ったときは、直前予約で航空券を検索してみると、旅行費用をおさえられるでしょう。
直前予約は、空席がなければ利用できないよ。飛行機のチケットを安く購入できるけど、必ず利用できるわけではない点に注意してね。
早朝もしくは夜遅くの時間帯を指定する
混雑が少ない時間帯のフライトを選ぶのも、フライト代をおさえるコツです。
ANAの航空券の運賃を、時間帯別に見てみましょう。
こちらは東京(羽田)~札幌(千歳)間の大人1名あたりの運賃です。
出発は2024年11月3日(日)に指定しています。
時間 | 運賃 |
6:15~7:45 | 8,940円 |
8:00~9:30 | 9,540円 |
11:00~12:35 | 9,540円 |
17:50~19:20 | 9,540円 |
18:00~19:35 | 17,460円 |
21:00~22:35 | 17,460円 |
21:30~23:05 | 9,540円 |
参考:ANA 空席照会・予約はこちら(2024年9月13日時点)
上記の表を見てみると、6時台と最終便のフライトが安いです。
航空券が高いのは、夕方から夜の時間帯です。
このように、時間帯によっては2倍もの運賃の差が生じることがあります。
早朝と深夜のフライトが常に安いとは限らないよ。金曜日の夜遅くや土曜日の早朝は、比較的高い傾向があるよ。
まとめ
飛行機のチケットを安く変えるシーズンには、平日の月曜日から木曜日まで、2月・6月・11月などがあります。
また、目的地によってチケットが安いタイミングが変わるケースもあるので、チェックしてみましょう。
飛行機のチケットを少しでも安く買えるタイミングは、国際線では半年から2か月前まで、国内線では1か月から3か月前までです。
ほかにはセールを利用したり、直前予約をしたりすることで、飛行機チケットを安く購入できる可能性が高まります。
飛行機のチケット代を少しでも安くしたいと考えている方は、航空券を購入するシーズンやタイミングを調整してみてください。
また、あまり知られていませんが、飛行機のチケットを安く買える裏技も存在しています。
こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。