MENU

冬の電気代を節約する方法は?節約方法などを徹底解説

「冬の電気代が高いけど、どのくらいが平均額なの?」

「電気代が高い暖房器具を知りたい」

「冬の電気代を節約する方法を試してみたい」

冬の電気代は、ほかの季節よりも高くなりがちです。

さらに、近年では電気代が高騰しており、以前よりも負担が大きくなったと感じている方も多いでしょう。

本記事では、冬の電気代を節約する方法や平均額について解説していきます。

冬の電気代をおさえたいと考えている方や、電気代が高い暖房器具について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

冬の電気代の平均は?

冬の電気代の平均額について見ていきましょう。

2024年1月から3月までのデータはこちらです。

世帯数平均額
1人7,150円
2人12,044円
3人13,762円
4人14,092円
5人16,305円
6人以上19,972円

出典:政府統計の総合窓口 家計調査 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4 世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 | ファイル | 統計データを探す

同居する人数が増えるにつれて、電気代の平均額も高くなっています。

6人以上が同じ家に住んでいる場合、ひと月あたり2万円近くもの電気代が発生していることが分かります。

まずは家庭の電気代が平均額よりも高いかどうかを見てみよう。もし高いようなら、何かしらの対策が必要だね。

冬の電気代が高くなる理由は?

冬の電気代が高くなる理由には、下記の2つがあります。

  • 暖房器具を使用する機会が増える
  • 日照時間が減少する

それぞれの内容について、順番に見ていきましょう。

暖房器具を使用する機会が増える

冬の室内は寒いため、暖房器具を使用して暖めます。

エアコンや電気ストーブなどは特に消費電力が大きいため、電気代が高くなる傾向があります。

寒冷地域は寒さが厳しいから、電気代が高くなりやすいよ。北海道の電気代が高いという話はよく聞くよね。

日照時間が減少する

冬は夏よりも日照時間が短いです。

照明器具を使うタイミングが早まるので、電気代も高くなります。

東京の日照時間を見てみましょう。

こちらは2023年度のデータとなります。

時間(h)
1月195.0
2月178.6
3月164.1
4月197.2
5月195.9
6月137.5
7月250.4
8月222.3
9月143.7
10月200.6
11月174.8
12月199.1

出典:気象庁 過去の気象データ検索

7月は250時間ほどの日照時間があるのに対して、2月は178時間程度でした。

その差はおよそ72時間となります。

単純計算ですが、冬は夏よりも72時間分の照明器具を使うこととなるのです。

LED電球は節電になるけど、電気を使うことには変わりないよね。

電気代が高い暖房器具は?

電気代が高い暖房器具は、下記の3つです。

  • エアコン
  • 電気ストーブ
  • こたつ

エアコン

エアコンは消費電力の大きい家電のひとつです。

暖房時の使用で、1,500W近くの電力を使うエアコンもあります。

では、エアコンの1時間あたりの電気代はどのくらいでしょうか。

三菱ルームエアコン「MSZ-ZW2525」の製品情報を見ると、暖房時の消費電力は525Wと記載されています。

続いて、1時間あたりの電気代を計算するために、下記の計算式を使用します。

消費電力(W)÷1,000×電気料金単価=1時間あたりの電気代

電気料金単価は「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」が目安として定めている31円/kWh(税込)で計算します。

上記の計算式に、MSZ-ZW2525の消費電力の525Wをあてはめた結果がこちらです。

525÷1,000×31=16.275円

このエアコンを使った場合、1時間あたりおよそ16円の電気代がかかることが分かりました。

次に、三菱ルームエアコン「MSZ-ZW5625S」も見てみましょう。

こちらの暖房時の消費電力は1,580Wとなっています。

1時間あたりの電気代は、48.98円となりました。

参考:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問

三菱電機 Zシリーズ | 三菱ルームエアコン 霧ヶ峰

エアコンの電気代は製品によって異なるんだね。電気代を節約するためにも、消費電力を確認しておいたほうがよさそうだね。

電気ストーブ

電気ストーブは、エアコンや床暖房などのように部屋を暖める効果は期待できません。

そのため、高出力で使用することが多く、結果として電気代が高くなります。

多くの電気ストーブの消費電力は、300Wから1,200W程度です。

1,200Wの電気ストーブを1時間使用すると、37.2円かかります。

電気ストーブは即暖性が高いから、早く暖まりたいがために高出力で使うことがあるよね。すぐ暖まるのは電気ストーブのメリットだから、状況に応じて上手に使うといいよ!

こたつ

一般的なこたつの消費電力は、500Wから600W程度だといわれています。

1時間あたりの電気代は15円から18円ほどかかる計算となります。

電気毛布やホットカーペットなどよりも、電気代が高くなりやすいです。

こたつの中が気持ちよくて、そのまま寝てしまうこともあるよね。そうすると電気代がかかってしまうから、うたた寝をしないようにね!

冬の電気代を節約するためのコツ5選

冬は電気代が高くなりやすいため、節約術の実践をおすすめします。

そこで、下記の5つのコツを実践すれば、電気代が安くなる可能性が高くなります。

  • 断熱シートを利用する
  • 複数の暖房器具を使い分ける
  • 暖房器具の設定温度を見直す
  • こまめに暖房器具の掃除をする
  • 電力会社を見直す

断熱シートを利用する

断熱シートを使用すると、暖かい空気が外部に逃げにくくなります。

部屋の暖かさが保たれるため、電気代の節約に貢献するでしょう。

最近では100円ショップにも断熱材が売られています。

窓に貼り付けるプチプチや、すき間風を防止するパネルなどを試してみるとよいでしょう。

はじめに購入するお金はかかるけど、長い目で見ればお得となるケースも多いよ!まずは一箇所で試してみて、効果がありそうならほかの場所にも付けてみよう!

複数の暖房器具を使い分ける

暖房器具はそれぞれ特徴が異なります。

たとえば、エアコンは広範囲を暖めるのに適しています。

しかし、暖かくなるのには時間がかかる点がネックです。

そこで、すぐに暖まる電気ストーブを使えば、すぐに暖を取れます。

状況に応じて暖房器具を使い分けてみましょう。

暖房器具を使い分けるためには、特徴を把握しておくことが重要だね。こちらの記事では暖房器具の特徴を解説しているから、ぜひ参考にしてみてね!

部屋の設定温度を見直す

設定温度が高ければ高いほど、暖房器具は電力を使用して部屋を暖めようとします。

結果として、電気代が高くなってしまうのです。

暖房器具の設定温度を下げることで、電気代をおさえられるでしょう。

暖房の設定温度を下げて寒いと感じたときは、厚着をしてみよう!厚着をすれば暖かくなるから、試してみてね!

こまめに暖房器具の掃除をする

暖房器具に汚れやほこりが付着していると、運転効率が下がってしまいます。

さらに不衛生なので、アレルギーの原因となる可能性もあります。

使っている暖房器具の掃除をして、運転効率を上げましょう。

暖房器具の掃除の頻度はひと月に1回程度で大丈夫だよ!

電力会社を見直す

加入している電力会社の料金プランが高いと、どんなに節約しても電気代が安くならないでしょう。

現在契約している料金プランはお得なのかを見直してみましょう。

近年では、多くの電力会社がお得な料金プランを提供しています。

手間と時間はかかりますが、電気代を節約する近道となります。

電気料金の比較サイトや料金シミュレーションなどを使うと楽だよ!

まとめ

冬は夏よりも電気代が高くなる傾向があります。

電気代をおさえるためにも、電気代を節約するコツの実践をおすすめします。

冬の電気代を節約するためのコツには、下記の5つがあります。

  • 断熱材を利用する
  • 複数の暖房器具を使い分ける
  • 暖房器具の設定温度を見直す
  • こまめに暖房器具の掃除をする
  • 電力会社を見直す

自分ができそうな方法から実践してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次