「子どもがいないので貯金できそうだけど、無駄遣いを減らせられない」
「老後の自分たちの面倒を見てくれる子どもがいないから、今のうちに貯金をしておきたい」
子なし夫婦は子どもの教育費などがかからないため、子どもがいる世帯よりも比較的余裕のある生活ができます。
しかし、お金をあるだけ使ってしまうと、老後に必要な貯金ができなくなるので注意が必要です。
本記事では、子なし夫婦が家計管理をする際のポイントや老後の貯金について解説していきます。
本記事を読むことで、夫婦で協力しながら家計管理をしつつ、貯金ができるようになります。
子なし夫婦(DINKs)の平均世帯年収はいくら?

総務省統計局の2024年度の家計調査報告によると、2人以上世帯のうち勤労者世帯の実収入は1,179,259円と公表されています。
この数字は3か月連続の実質増加となっており、対前年同月増減率は2.9%増です。
この数値は平均値だよ。家計管理をするための目安にしてね。
夫婦の家計分担の方法は?

夫婦の家計分担の方法には、下記の2つがあります。
- 項目ごとに分担を決める
- 家計を夫婦共通にする
それぞれの方法について、順番に見ていきましょう。
項目ごとに分担を決める
支出の項目ごとに分担を決める方法です。
たとえば、夫が家賃や保険料などの固定費、妻が食費や光熱費などの変動費を負担します。
この方法は自分が担当する項目さえ負担すればいいから、家計管理を面倒に感じているパートナーの理解を得やすいよ!
家計を夫婦共通にする
夫婦別々で家計を管理している世帯は、夫婦共通にしてみましょう。
夫婦で共同管理する銀行口座を作成したり、支出を折半したりすることで、家計を夫婦共通にできます。
家計を夫婦共通にすればお金に関する話題も増えるから、家計改善に役立ちそうだね!
家計管理を夫婦で効率よく行うには?

家計管理を夫婦で効率よくおこなうには、下記の2つのポイントをチェックしてみてください。
- 共有機能のある家計簿アプリを使う
- クレジットカードを家族カードにする
共有機能のある家計簿アプリを使う
家計簿アプリをスマートフォンにインストールすることで、効率よく家計簿をつけられる機能が利用できます。
夫婦で家計管理をしたいのであれば、共有機能のある家計簿アプリがおすすめです。
「家計簿アプリの共有機能」とは、夫婦でひとつの家計簿を共同管理できる機能のことです。
夫婦のどちらかが家計簿をつけると、パートナーも記録された内容を確認できます。
共有機能の内容は家計簿アプリによって異なるから、確認してみてね!共有機能のある家計簿アプリが気になる人は、こちらの記事を参考にしてね。

クレジットカードを家族カードにする
夫婦それぞれが自分専用のクレジットカードを使うと、2人分の支出を管理する必要があるので手間がかかります。
そこでおすすめなのが家族カードです。
家族カードを発行・利用すると、支払データを一元管理できます。
家計管理が楽になり、効率化につながる点がメリットです。
現在使っているクレジットカードに家族カードがあるかどうかを確認してみよう!
子なし夫婦の家計のリスクとは?

子なし夫婦が知っておくべき家計のリスクには、下記の2つがあります。
- 病気などで夫婦のどちらかが仕事ができなくなる
- 退職後の生活の維持
病気などで夫婦のどちらかが仕事ができなくなる
共働きをしている世帯には、ある程度の収入があります。
しかし、病気やケガなどで仕事ができなくなってしまうと、世帯収入が減少します。
夫婦のどちらかが働ければ生計の維持はできますが、両方が働けなくなるリスクがあることを覚えておきましょう。
若いうちはあまり気にしないかもしれないけど、年齢を重ねると病気になりやすくなるから、健康に気を遣っておこうね。
退職後の生活の維持
退職すると収入が下がってしまう可能性があります。
特に定年後の再就職では、年収が下がるケースがほとんどなので、従来の生活を維持するのがむずかしくなるでしょう。
年収が低くなっても生活できるように、今のうちから収支を見直しておくと安心だよ!
子なし夫婦の老後に必要な貯金額は?

子なし夫婦の老後に必要な貯金額は、世帯によって異なります。
生活水準を下げないまま現在の生活を続けたいのであれば、多くの貯金が必要です。
一方で、質素な生活をして生活水準を下げられる世帯は、ある程度の貯金があれば十分生活できるでしょう。
貯金額のひとつの目安は2,000万円です。
これは、金融庁が老後20年から30年の間におよそ2,000万円不足すると発表した報告書が発端となった、いわゆる「老後2,000万円問題」を参考にした金額です。
また、老後に必要な貯金額を計算してみてもよいでしょう。
老後に必要な貯金額を計算するためには、下記の計算式を使用します。
1か月の生活費×老後期間-金融資産(将来受け取る予定の年金等も含める)
現代は人生100年時代といわれるくらい、平均寿命が延びているよね。老後資金が枯渇しないように、しっかりと貯金をしておくことが重要だね!
子なし夫婦の老後への対策方法

お金に対する漠然とした不安を抱えている子なし夫婦は多くいます。
できるだけ早い段階で、老後資金の対策を講じることが重要です。
下記の3つの対策方法を実践して、安定した老後生活を送れるようにしましょう。
- 収支の把握
- 先取り貯金
- 投資による資産形成
収支の把握
マネープランを考える際は、まずは収支を把握しましょう。
収入よりも支出のほうが多ければ、家計は赤字となります。
そこで現在の収支を把握すると、家計の問題点の洗い出しができます。
もし支出が多ければ、まずは固定費を見直してみよう。一度固定費を見直せば、節約効果が長続きするよ!固定費の見直し方について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてね。

先取り貯金
給料を受け取ったあと、一定額を抜いて貯金に回す方法が「先取り貯金」です。
先取り貯金をすると強制的に貯金ができるので、老後資金を貯めるのに役立ちます。
収支を把握した際、いくらなら貯金できそうか計算しておくようにしましょう。
まずは手取りの20%を先取り貯金してみよう!手取りの20%の先取り貯金に成功したら25%、次に30%と上げていくようにすると、着実に老後資金を貯められるよ!
投資による資産形成
労働による給料だけで資産形成のスピードを早めるのはむずかしいです。
そこで、投資による資産形成をおすすめします。
新NISAやiDeCoなどの税制優遇された制度を利用すると、効率よく資産形成ができます。
投資は元本保証ではなくリスクもあるから、慎重に判断してね。まずは少額からはじめてみて、少しずつ増額する方法がおすすめだよ!こちらの記事ではNISAの始め方について解説しているから、興味がある人は目を通してみてね。

まとめ

子なし夫婦は子どもに関する支出がない分、節約意識が薄れがちです。
そのため、老後資金が不足しないように、適切な対策を講じる必要があります。
効率よく夫婦で家計管理をするポイントは、下記の2つです。
- 共有機能のある家計簿アプリを使う
- クレジットカードを家族カードにする
子なし夫婦の老後への対策方法には、下記の3つがあります。
- 収支の把握
- 先取り貯金
- 投資による資産形成
子なし夫婦は本記事で解説した内容を実践して、着実に老後資金を貯めていきましょう。