「NISAを始める際に少しでもお得に口座開設したい!」
「楽天証券でお得にNISAを始める方法について知りたい!」
と思っている方は多いのではないでしょうか?
本記事では、楽天証券でお得にNISAを始めたい方に向けて
- 楽天証券でNISAを始めるための方法
- 楽天証券をお得に利用するためのおすすめの設定
- 楽天証券のメリット、デメリット
などについて解説しますので、「NISAをお得に始めたい!」と思っている方はぜひ最後までお読みください。
目次
楽天証券でNISAを始めるメリット
数ある証券会社の中でも、トップクラスの人気をほこるのが「楽天証券」です。
楽天証券には多くのメリットがあるので、魅力的に感じている方も多いでしょう。
NISA口座を開設する前に、どのようなメリットがあるのかを把握しておくとよいでしょう。
下記の4つのメリットについて、順番に解説していきます。
- 楽天ポイントが貯まる
- ラインアップが豊富
- 楽天ポイントでの積立が可能
- 少額からスタートできる
楽天ポイントが貯まる
楽天カードと楽天キャッシュを使ってNISAの積立投資をおこなうと、楽天ポイントが貯まります。
楽天カードは0.5%から2.0%、楽天キャッシュは0.5%のポイントをそれぞれ獲得できるため、非常にお得です。
楽天カードで積立投資をする場合、決済するカードの種類によってポイント進呈率が異なります。
こちらの表を参考にしてください。
クレジットカードの種類 | ポイント進呈率 |
楽天カード | ・0.5%:代行手数料が年率0.4%未満 ・1.0%:代行手数料が年率0.4%以上 |
楽天ゴールドカード | ・0.75%:代行手数料が年率0.4%未満 ・1.0%:代行手数料が年率0.4%以上 |
楽天プレミアムカード | 1.0% |
楽天ブラックカード | 2.0% |
参考:楽天証券 クレカ積立(楽天カードクレジット決済)(2024年9月26日時点)
NISA口座はもちろん、特定口座や一般口座でもポイントを獲得できるよ!
ラインアップが豊富
楽天証券は、NISAで投資できる多くの銘柄をそろえています。
たとえば、投資家に人気の高い「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」や「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」をはじめ、今後の成長が期待できる「iFreeNEXT インド株インデックス」などもあります。
楽天証券のNISA口座を開設しておけば、理想に近いポートフォリオを構築できるでしょう。
いざというときのために、分散投資をしてリスク対策をしようね!もし銘柄選びに迷ったときは、楽天証券のランキングを参考にするといいよ!
楽天ポイントでの積立が可能
買い物や投資などで貯まった楽天ポイントは、積立投資の買付代金に充てられます。
投資資金が手元になくても、楽天ポイントが貯まっていれば積立投資ができるので、利便性が高いです。
また、ポイントを利用した積立買付の設定も可能です。
積立買付では、指定した楽天ポイントを毎月使うように設定ができます。
もし保有している楽天ポイントが設定値に満たない場合は、足りない分を楽天カードにて決済します。
積立買付を利用すれば、月毎に買付注文を出す必要がなくなるので、活用してみてください。
NISAの積立で利用できるのは、通常ポイントだよ。期間限定ポイントでは積立できないから注意してね!
少額からスタートできる
楽天証券のNISAは、100円から積立投資ができます。
「NISAははじめてだから不安」「少額から投資して、少しずつ慣れていきたい」と考えている方も、安心してはじめられるでしょう。
ジュース1本分くらいの金額からスタートできるのはうれしいね!もし不安になった場合は、積立をやめることもできるよ。
楽天証券でNISAを始める際のデメリット
楽天証券はおすすめできる証券会社のひとつですが、知っておきたいデメリットがあります。
下記のデメリットの内容を把握してから、楽天証券でNISAをはじめるかどうかを判断するとよいでしょう。
- ポイントが貯まる条件が限定的
- 楽天カード決済による投信積立日を決められない
ポイントが貯まる条件が限定的
投資信託を購入すると、保有残高に応じてポイントが貯まります。
このポイントが貯まる仕組みを「投信保有ポイント」と呼び、楽天証券やSBI証券などで導入されています。
SBI証券や松井証券などの大手証券会社では、取り扱いのあるほとんどの投資信託がポイント付与の対象です。
しかし、楽天証券でポイント付与の対象となっている銘柄は6銘柄のみです。(2024年9月26日時点)
対象ファンドとポイント進呈率は、こちらの表を参考にしてください。
対象ファンド | ポイント進呈率(年率) |
楽天・日経225インデックス・ファンド | 0.053% |
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 0.05% |
楽天・SOXインデックス・ファンド | 0.05% |
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド | 0.033% |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.028% |
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.017% |
参考:楽天証券 投信残高ポイントプログラム | 取引ガイド | 投資信託(2024年9月26日時点)
他社と比較すると、ポイントが貯まりにくい点がデメリットだといえるでしょう。
ポイント付与対象の銘柄数は少ないけど、信託報酬は安く設定されているよ!長期保有が原則のNISAで、保有コストが安い点はいいね!
楽天カード決済による投信積立日を決められない
楽天カードを使ってNISA口座で投信積立をする場合、楽天証券が指定した日に買付けがおこなわれます。
投資家が自分の好きなタイミングでの買付けはできません。
今から楽天証券で投信積立をはじめる場合は、毎月12日が積立日となります。
2021年6月19日よりも前にはじめた人の積立日は1日、2021年6月20日から2024年8月24日までに積立をした人は8日に決まっているよ。
楽天証券でNISAを始める方法
楽天証券でNISAを始める際は、証券総合口座を開設しましょう。
NISA口座だけの開設はできない点に注意してください。
楽天証券でNISAを始めるときは、下記の手順で進めていきます。
- 1.メール登録する
- 2.本人確認を行う
- 3.口座を開設する
なお、下記の手順は楽天証券の証券総合口座とNISA口座を同時に開設する方法です。
また、スマートフォンで手続きをする方法の説明となっています。
メール登録する
まずは楽天証券の公式サイトにアクセスして「口座開設」をタップします。
すると「楽天会員の方」と「楽天会員ではない方」の2つのボタンが表示されます。
ここでは、楽天会員でないことを想定して「楽天会員ではない方」をタップしてください。
メールアドレスを入力する画面が表示されます。
楽天証券からのメールを受信できるメールアドレスを入力しましょう。
メール送信後、登録したメールアドレスを確認します。
楽天証券から届いたメールを開封して、記載されているURLをタップします。
メールが届いていなかったら、迷惑メールフォルダーを確認してみよう。また、数分後にメールが届くケースもあるよ。
本人確認を行う
国籍を選択して、本人確認書類を提出しましょう。
マイナンバーカードを選べば、マイナンバーを登録する手続きが不要となります。
本人確認書類と顔写真の撮影に進みます。
暗い場所で撮影すると、画像や顔がうまく認識されないケースがあるので、明るい部屋での手続きがおすすめです。
続いて、申込者本人の氏名や住所を入力していきます。
その後、納税方法の選択画面にうつります。
納税方法にこだわりがなければ「特定口座・源泉徴収あり」がおすすめです。
楽天証券が申込者の代わりに税金の計算をおこなうため、確定申告が不要となります。
マンションやアパートに住んでいる人は、建物名も忘れずに入力しようね!
口座を開設する
NISA口座の選択画面が表示されます。
「開設する」ボタンをタップしましょう。
そのほかには、楽天銀行口座の開設や楽天カードの申し込みもできます。
希望に応じて選択しましょう。
楽天証券にログインするパスワードを設定します。
次の画面に進むとパスワードの再確認ができないので、忘れないようにメモを取っておきましょう。
最後に入力した内容を確認します。
間違いがなければ、重要書類の内容を確認して「規約等に同意して申込を完了する」ボタンをタップすれば手続きは完了します。
審査に通過した場合、登録したメールアドレスにログインIDが記載されたメールが届くので、大切に保管しましょう。
ログインIDが記載されたメールは、最短翌営業日に送られてくるよ!
楽天証券でお得にNISAを始めるためのおすすめ設定
楽天証券のNISA口座を開設したら、初期設定をしましょう。
ここで解説する内容の設定をしておけば、お得にNISAを始められます。
- 取引手数料ゼロコースを選択する
- 楽天ポイントコースを利用する
- クレカ積立を有効にする
- 各種ツールと連携させる
取引手数料ゼロコースを選択する
楽天証券には、国内株式の取引手数料がかからない「ゼロコース」や、約定代金に応じて手数料が変動する「超割コース」など、数種類のコースがあります。
ゼロコースを選択すれば、約定代金に関係なく取引手数料が無料となるため、取引コストを抑えられます。
ゼロコースに設定する手順はこちらです。
- 1.ログイン後「お客様情報の確認・変更」をタップする
- 2.「現在の手数料コース」から現在の手数料を確認して「変更」ボタンをタップする
- 3.ゼロコースを選択して「条件に同意して内容を確認」ボタンをタップする
- 4.「変更する」ボタンをタップすれば手続きが完了する
超割コースでは楽天ポイントが貯まるけど、手数料がかかるよ。ゼロコースの取引手数料がかからないメリットが大きいから、他のコースは選択しなくてもいいかな。
楽天ポイントコースを利用する
楽天証券のポイントコースでおすすめなのが「楽天ポイントコース」です。
楽天ポイントコースを選択すると、SPUプログラムの対象となり、ポイント還元率がアップします。
また、貯まった楽天ポイントは楽天市場や街の買い物などで使えるため、利便性が高いです。
「楽天証券ポイントコース」もありますが、こちらはSPUプログラムの対象外です。
また、楽天証券ポイントは投資信託の購入時にしか使えません。
楽天ポイントコースに変更する手順はこちらです。
- 1.ログイン後「マイメニュー」をタップする
- 2.「ポイント設定・SPU」をタップする
- 3.楽天ポイントコースを選択後、取引暗証番号を入力して「変更」ボタンをタップする
よほどのことがない限り、楽天ポイントコースのほうがよさそうだね。
クレカ積立を有効にする
楽天証券で積立投資をするのであれば、楽天カードを使いましょう。
楽天カードで積立投資をすると、0.5%から2.0%の楽天ポイントが貯まるため、非常にお得です。
このクレカ積立を有効にしておけば、毎月自動的に積立投資ができるため、注文を忘れる心配がありません。
クレカ積立の設定方法はこちらです。
- 1.ログイン後「投資信託」にある「積立設定」をタップする
- 2.ファンドを検索して「積立設定」にある「設定」ボタンをタップする
- 3.引落方法が表示されるので「楽天カードクレジット決済」を選択する
- 4.積立金額や分配金コースなどを選択・設定する
- 5.目論見書を確認する
- 6.取引暗証番号を入力して「注文する」をタップする
目論見書の内容はむずかしいかもしれないけど、重要事項について記載されているから、必ず確認しておこうね。
各種ツールと連携させる
スマホアプリである「iSPEED」をインストールしておくと、スマートフォンで取引ができるようになります。
iSPEEDをインストール後、ログインを済ませれば各種設定が連携されます。
また、パソコンで取引をしたい方は「マーケットスピード II」をダウンロードしておきましょう。
マーケットスピード IIは、日経平均株価や個別株などのチャートをリアルタイムで表示できます。
NISA初心者の方は使う機会があまりないかもしれませんが、さまざまなニュースやチャートに触れることで、投資に対する理解が深まります。
マーケットスピード IIを利用する際は、事前申請が必要です。
こちらの申請方法を参考にしてください。
- 1.ログイン後、メニューにある「取引ツール・有料情報申込み」をタップする
- 2.マーケットスピードの「申込」ボタンをタップする
- 3.情報 / 同意確認内容を読んで「同意する」ボタンをタップする
- 4.取引暗証番号の入力後「申請」ボタンをタップする
- 5.マーケットスピード IIをダウンロードして、利用申請をすれば手続きが完了する
iSPEEDとマーケットスピード IIは、どちらも無料で利用できるのはうれしいね!
まとめ
楽天証券でNISAをはじめるには、NISA口座の開設が必要です。
下記の3ステップで口座開設ができます。
- 1.メール登録する
- 2.本人確認を行う
- 3.口座を開設する
楽天証券でNISA口座を開設したあとは、取引手数料ゼロコースを選択する、楽天ポイントコースを利用するなどの手続きを済ませておきましょう。
楽天証券は楽天ユーザーはもちろん、投資初心者にもおすすめしたい証券会社です。
NISAを利用すれば、利益にかかる税金が非課税となるため、資産形成の役に立つでしょう。
楽天証券でNISAをお得にはじめたい方は、本記事の内容を参考にして、NISA口座を開設してみてはいかがでしょうか。
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下記記事ではNFT投資のやり方について解説しているので、興味がある方は参考にしてみてください。