「NISAで資産運用をしたいけど、いきなりお金を使うのは少し怖い」
「ためたVポイントを有効活用したい」
と思ったことはありませんか?
この記事では、
- Vポイントを活用して新NISAを始める方法
- Vポイントで投資を始めるメリット
などについて解説します。
Vポイントを使ってお得に投資をしたい方はぜひ最後までご覧ください。
Vポイントとは?
「Vポイント」とは、三井住友カードや三井住友銀行のユーザー向けのポイントプログラムのことです。
Vポイントが貯まるクレジットカードで決済したり、クレカ積立をしたりすることで、ポイントが貯まります。
貯まったVポイントには、下記の使い道があります。
- VポイントPayにチャージして、街での買い物やネットショッピングで使う
- クレジットカードの支払金額に充当(キャッシュバック)する
- 三井住友銀行での振込手数料に充てる
- ANAマイレージに移行する
- 食品や商品券などと交換する
- SBI証券の投資信託の積立に使う
Vポイントは使い道が多い、便利なポイントなんだね!現金と同じ価値があるから、積極的に貯めていこう!
Vポイントで投資をする方法は?
Vポイント投資をするには、SBI証券で口座開設をする必要があります。
ここからは、Vポイントで投資をはじめるステップを解説していきます。
- 1.SBI証券の口座を開設する
- 2.SBI証券とVポイントを連携する
- 3.投資信託を選ぶ
- 4.注文内容を入力する
- 5.注文発注する
1.SBI証券の口座を開設する
SBI証券はVポイント投資に対応しています。
SBI証券の口座を開設していない方は、新規口座開設をしましょう。
すでにSBI証券の口座を開設している方は、このステップをとばしてください。
まずはSBI証券の公式サイトにアクセスします。
「口座開設の流れ」をクリックすると、口座開設の手順が解説されているページに遷移します。
「口座開設にすすむ」をタップしたあとに表示されるページで、メールアドレスを入力してください。
「メールを送信」をタップすると、入力したメールアドレスにメールが届きます。
メールには認証コードが記載されているので、コピーしておきましょう。
認証コードを入力する画面で貼り付けをすると、スムーズです。
次に、居住地国や住所、氏名などを入力していきましょう。
新NISAを利用したい方は「NISAに申し込む(無料)」と「新規で開設する」にチェックを入れてください。
各種規約等を確認して、口座開設方法を選択すると、口座開設申込が完了します。
短時間で口座開設をしたい方は「ネットで口座開設」がおすすめです。
続いて、本人確認書類を提出します。
スマートフォンとマイナンバーカードを持っている方は、最短翌営業日で取引可能となります。
スマートフォンがない方や、過去に撮影した画像で手続きをしたい方などは、審査終了後に送られてくる郵送物を受け取ることが条件です。
書類審査が終了したあとは「口座開設完了通知」が送られてきます。
その後、初期設定をおこなえば、取引が可能となります。
SBI証券の口座開設はむずかしそうに感じるかもしれないけど、指示に従って操作すれば簡単だよ!新NISAを利用したい人は、申し込みを忘れないようにしてね。
2.SBI証券とVポイントを連携する
Vポイント投資をする際は、SBI証券とVポイントを連携する必要があります。
SBI証券にログインしたあと「口座管理」にある「お客様情報設定・変更」をタップしましょう。
次に「ポイント・外部ID連携」「申し込む」の順にタップします。
「各種規約等を確認する」の内容を確認後、Vポイントをメインポイントに指定して取引パスワードを入力しましょう。
「同意する」をタップすれば、連携手続きが完了します。
Vポイントのポイント数が表示されれば、連携が完了しているよ!
3.投資信託を選ぶ
「取引」「投資信託」「投資信託(金額指定買付)」の順にタップします。
すると、買付できる投資信託の一覧が表示されます。
買付したい投資信託の「買付」をタップすると、目論見書が表示されるので、内容を確認してください。
目論見書の下部にある注意事項を確認し、同意できるのであれば「同意して次へ」をタップします。
目論見書には投資対象地域や為替ヘッジの有無など、重要なことが記載されているよ。必ず目を通してから買付に進んでね!
4.注文内容を入力する
購入金額や分配金受取方法などを選択します。
Vポイントを使って投資する場合は「ポイント利用」の「すべて利用する」もしくは「一部利用する」のどちらかをタップしましょう。
「ご注意事項」を確認してから取引パスワードを入力して「注文確認画面へ」をタップします。
Vポイント以外にも、Pontaポイントやdポイントなどの設定もできるよ!
5.注文発注する
注文内容が表示されるので、間違いがないか確認しましょう。
間違いがなければ「注文発注」をタップします。
注文内容が表示されれば、Vポイントを使った投資が完了します。
口座開設とVポイントの連携さえ済んでいれば、ものの数分で投資信託の買付ができるよ!
三井住友カード×SBI証券でVポイントをお得に貯める方法
SBI証券のクレカ投資を利用すると、利用条件や積立金額に応じてVポイントが貯まります。
Vポイントが貯まるクレジットカードは三井住友カードです。
三井住友カードのランクによって、ポイント付与率が異なります。
こちらの表にまとめているので、確認してください。
クレジットカードの種類 | ポイント付与率 |
・三井住友カード プラチナプリファード ・Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード | 最大3.0% |
・三井住友ビジネスプラチナカード for Owners Visa・Mastercard ・三井住友カード プラチナ PA-TYPE Visa・Mastercard ・三井住友カード プラチナ Visa・Mastercard | 最大2.0% |
Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 最大1.0% |
・三井住友カード ゴールド(NL) Visa・Mastercard ・三井住友カード ゴールド Visa・Mastercard ・三井住友カード ゴールド PA-TYPE Visa・Mastercard ・三井住友カード プライムゴールド Visa・Mastercard ・三井住友カードゴールドVISA(SMBC) ・三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) ・三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド Visa・Mastercard ・三井住友ビジネスゴールドカード for Owners Visa・Mastercard ・三井住友銀行キャッシュカード一体型カード ゴールド・プライムゴールド | 最大1.0% |
上記以外のVポイントが貯まるクレジットカード | 最大0.5% |
参考:クレジットカードの三井住友VISAカード 「三井住友カード つみたて投資」サービス内容改定のお知らせ(2024年10月20日時点)
2024年11月買付分から、ポイント付与条件やポイント付与率が変更されたよ。三井住友カードを使ったVポイント投資をしていた人は、変更内容を必ず確認しておこうね。こちらから確認できるよ。
Vポイントで投資をするメリット
Vポイントで投資をするメリットには、下記の3つがあります。
- 貯めたポイントで投資ができる
- 売却代金は現金で受け取れる
- 少額で新NISA投資を始められる
順番に見ていきましょう。
貯めたポイントで投資ができる
クレジットカード決済やクレカ投資などで貯まっているVポイントは、投資信託や国内株式などの買付に使えます。
Vポイント投資では、100ポイントから投資ができます。
現金を使わずに投資信託や国内株式などを購入できるため、初心者もはじめやすいでしょう。
Vポイントは1ポイント=1円分の価値があるよ!
売却代金は現金で受け取れる
Vポイントを使って投資をする場合、投資信託や国内株式などの売却代金は現金で受け取れます。
Vポイントの使い道がない方は、Vポイント投資に充てて現金化してもよいでしょう。
売却代金を現金で受け取れば、投資以外にも使えるね!
少額で新NISA投資を始められる
「新NISA」とは、少額投資非課税制度のことです。
2024年に制度が新しくなったため、新NISAと呼ばれています。
NISA口座で株式投資をおこなうと、配当金や売却益に税金がかかりません。
課税口座で株式投資をおこなった場合、20.315%の税金がかかります。
手元に残るお金が少なくなってしまう点がデメリットです。
VポイントはNISA口座でも利用可能です。
貯まったVポイントを少しずつ積立投資に回していけば、長期的な資産形成もできます。
NISAは長期運用が原則だよ!投資に回すポイントが少なくても、時間をかけて積み立てれば大きな資産になるよ!NISAが気になる人は、こちらの記事も参考にしてみてね。
新NISAとジュニアNISAの違いは?概要やNISAのやり方を徹底解説
Vポイントで投資をするデメリット
Vポイント投資にはデメリットもあります。
下記のデメリットの内容を理解してから、Vポイント投資をはじめることをおすすめします。
- NISAの積立枠を使い切ることが難しい
- 購入できる商品が少ない
- 損をする可能性がある
NISAの積立枠を使い切ることが難しい
NISAの積立枠はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円の最大360万円です。
また、非課税保有限度枠は1,800万円となっています。
Vポイントだけでは、NISAの積立枠を使い切ることはほぼ不可能でしょう。
NISAの積立枠をすべて使い切らなくても問題はないよ。無理のない範囲でVポイント投資をしようね!
購入できる商品が少ない
Vポイント投資で購入できる商品は、投資信託と国内株式です。
アメリカ株などの外国株式や債券などは購入対象外です。
現金を使った投資と比較すると、購入できる商品に限りがある点がデメリットだといえます。
もしさまざまな商品を購入したい場合は、現金とVポイントを併用するといいよ!
損をする可能性がある
投資の世界において、必ずもうかる話はありません。
優れた商品を適切なタイミングで購入したとしても、元本を割ってしまう可能性があります。
リスク許容度を超えた投資をしないように注意しましょう。
プロでも損をする世界だから、投資をする際は慎重にね。
まとめ
Vポイントを活用して新NISAを始める方法はこちらです。
- 1.SBI証券の口座を開設する
- 2.SBI証券とVポイントを連携する
- 3.投資信託を選ぶ
- 4.注文内容を入力する
- 5.注文発注する
SBI証券は最短翌営業日で口座開設ができる証券会社です。
Vポイント投資をはじめる際は、SBI証券の口座が必要なので、口座開設手続きを済ませておきましょう。
なお、新NISA口座も同時に申し込みができます。
Vポイント投資のメリットはこちらです。
- 貯めたポイントで投資ができる
- 売却代金は現金で受け取れる
- 少額で新NISA投資を始められる
新NISAでVポイントを活用した積立投資をしたい方や、投資信託などの商品を購入したい方は、本記事で紹介した内容を参考にしてください。
Vポイント以外にも、ポイントを使った投資方法はあります。
下記記事では、PayPayポイントを活用した投資方法を紹介しています。
ポイント投資に興味がある方は、こちらの記事も読んでみてください。