車をお得に使うために、サブスクを利用したい!と考えている方は多いのではないでしょうか?
現在、様々な車のサブスクが登場していますが、もっとも有名なものはトヨタが提供するサブスクリプションサービスの「KINTO」ではないでしょうか?
本記事では、KINTOを使ってお得にトヨタ車に乗りたい!という方に向けて
- KINTOの概要
- KINTOのメリット
- KINTOのデメリット
- KINTOが向いている人の特徴
などを網羅的に紹介しますので、ぜひ最後まで御覧ください。
トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」とは?
「KINTO」とは月額料金を支払うことで、トヨタやレクサス、SUBARUの新車にお得に乗れるサービスのことです。
保険や車検などの費用が月額料金に含まれているので、家計管理がしやすいです。
KINTOの基本情報はこちらです。
月額料金 | 14,740円~ |
取り扱っている自動車メーカー | ・トヨタ ・レクサス ・SUBARU |
契約期間 | ・初期費用フリープラン:3年~7年(レクサス車は3年のみ) ・解約金フリープラン:3年 |
月額料金に含まれている内容 | ・自動車税 ・自動車保険 ・車検 ・メンテナンス ・消耗品 ・故障修理や代車 |
メンテナンスプラン | ー |
参考:KINTO(2024年7月13日時点)
KINTOはトヨタのサブスクだけど、SUBARU車にも乗れるんだね!予算に応じて車種やプランを選べる点がいいね!
KINTOのメリット
KINTOには下記の4つのメリットがあります。
- 初期費用を用意しなくてもトヨタ車に乗れる
- 税金や保険などが月額料金に含まれている
- 決まった期間でトヨタの新車に乗り換えられる
- 販売店に行かなくても申し込みができる
順番に解説していきます。
初期費用を用意しなくてもトヨタ車に乗れる
KINTOが用意している2つのプランのうち「初期費用フリープラン」は、初期費用0円でトヨタ車に乗れます。
トヨタ車に乗るための必要な費用は、月額料金のみです。
そのため、手元にまとまったお金がなくても問題ありません。
もうひとつのプラン「解約金フリープラン」は、初期費用として月額料金の5か月分がかかるよ。プランを間違えないように注意してね!
税金や保険などが月額料金に含まれている
KINTOで支払う月額料金には、各種税金や保険料などが含まれています。
車に関する突発的な出費を心配する必要はありません。
また、KINTOの自動車保険料は保険等級や運転免許証の色などに関係せず、一律料金となっています。
20歳前後の保険料が高い方も、お得な料金で自動車保険に加入できます。
車の税金や保険料は結構高いよね。支払いを平準化できれば、家計を圧迫せずに済むね!
決まった期間でトヨタの新車に乗り換えられる
KINTOで扱っているのは新車です。
新しいトヨタ車やレクサス車、SUBARU車にお得な月額料金で乗れるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
また、KINTOでは契約期間を3年や5年、7年に設定しています。(利用するプランや車種によって異なる)
契約期間が満了すると乗り換えか再契約、車の返却の中から選択することとなります。
決まった期間での乗り換えが可能なので、最新モデルに乗りたい方の希望に応えられる点も魅力的です。
子どもが誕生して大きな車が必要になったとしても、乗り換えがしやすいね!KINTOには車の乗り換えに対応できる「のりかえGO」があるから、利用を検討してみてもよさそうだね!
販売店に行かなくても申し込みができる
KINTOで申し込みをする方法は、下記の3つがあります。
- WEBサイト
- アプリ
- KINTO提携販売店の店頭
WEBサイトとアプリを選択すれば、販売店に行かずに申し込みが可能です。
WEBサイトとアプリを選択した場合の流れはこちらです。
- 1.車種とオプションを選択する
- 2.利用規約に同意する
- 3.販売店を選択する
- 4.必要事項を入力する
- 5.審査申込の完了
自宅にいながら申し込みができるのは楽だね!審査に通過したあとは、郵送と電話で手続きを進めていくよ。
KINTOのデメリット
KINTOには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
デメリットの内容を把握してから、KINTOの利用を検討するとよいでしょう。
- 選べる車種が少ない
- 途中の解約時に中途違約金がかかる
- リース期間が短い
- 規定の月間走行距離を超えると超過料金が発生する
選べる車種が少ない
KINTOはほかの車のサブスクよりも、選べる車種が少ないです。
2024年7月13日時点で選べる車種はこちらです。
ブランド | カテゴリー | 車種 |
トヨタ車 | コンパクト | ・ルーミー ・ヤリス ・カローラ スポーツ ・アクア |
セダン | ・プリウス ・クラウン | |
ワゴン | カローラ ツーリング | |
SUV | ・ライズ ・カローラ クロス ・ハリアー ・RAV4 ・ランドクルーザー“250” ・クラウン(クロスオーバー) ・クラウン(スポーツ) | |
ミニバン | ・ノア ・シエンタ ・ヴォクシー | |
スポーツ | ・GR 86 ・GR ヤリス | |
レクサス車 | ー | ・LBX ・UX ・NX ・RZ ・LM |
SUBARU車 | ー | ・WRX S4 ・インプレッサ ・レヴォーグ ・クロストレック ・フォレスター ・レヴォーグ レイバック ・レガシィ アウトバック ・SUBARU BRZ |
参考:KINTO 車種ラインアップ(2024年7月13日時点)
2024年5月からはSUBARU車も取り扱うようになったよ!まだ車種は少ないけど、これから増えていくかもしれないね!
途中の解約時に中途違約金がかかる
契約期間前に解約を申し出ると、中途違約金がかかります。
解約するタイミングによっては、数十万円もの支払いが発生するケースもあります。
さらに、中途解約金の支払いは一括払いです。
家計に大きな負担となる可能性が高いので、注意しましょう。
「解約金フリープラン」なら中途解約金がかからないよ!その代わりに初期費用がかかるから、どちらがいいのかは比較したほうがいいね。
リース期間が短い
KINTOのリース期間は3年と5年、7年の3パターンがあります。
ほかの車のサブスクよりも、リース期間は短めに設定されています。
再契約は可能ですが、長期間の契約を結びたい方にとっては、契約手続きが手間に感じるかもしれません。
レクサス車のリース期間は3年だよ。トヨタ車やSUBARU車よりも、リース期間が短めに設定されているよ。
規定の月間走行距離を超えると超過料金が発生する
KINTOの規定の月間走行距離は1,500kmです。
1,500kmを超えると、超過分に応じた超過料金の支払いが生じます。
超過料金はブランドや車種によって異なります。
- トヨタ車:11円
- レクサス車とSUBARU車、bZ4X:22円
1か月の走行距離が1,500kmを超えても、超過料金が発生するわけではないよ。契約期間×1,500kmの合計値を超えなければ大丈夫!
KINTOと他のサブスクではどれがお得?
KINTOと他のサブスクを比較した場合、どれがお得でしょうか。
KINTOと他のサブスクを比較してみました。
条件はこちらです。
- 車種:ルーミー
- 契約期間:7年
車のサブスク | 月額料金 | 備考 |
KINTO | 33,110円 | メンテナンスは月額料金に含まれている |
定額カルモくん | 30,640円 | ・メンテナンスプランなし ・オプションなし |
MOTA | 32,670円 | アクセサリーパックなし |
参考:KINTO 料金比較シミュレーション(2024年7月13日時点)
定額カルモくん トヨタ ルーミー(2024年7月13日時点)
MOTA トヨタ ルーミーのカーリース詳細(2024年7月13日時点)
月額料金を比較すると「定額カルモくん」がもっとも安い結果となりました。
ただし、定額カルモくんはメンテナンスプランやオプションを別途選択する仕組みです。
そのため、月額料金が数千円程度高くなる可能性があります。
「MOTA」もアクセサリーパックは別料金です。
アクセサリーパックは月額2,970円となっており、合計すると35,640円となります。
KINTOは月額料金だけ見れば高く見えますが、車両のメンテナンス費用は月額料金に含まれています。
希望する条件やオプションの有無などによって月額料金は変動するものの、KINTOはお得に利用できる車のサブスクだと判断できるでしょう。
車のサブスクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
車のサブスクを比較する際は、月額料金だけではなく内容もチェックすることが大切だね!
KINTOをお得に使える人の特徴
KINTOをお得に使える人の特徴はこちらです。
- 月々の支払いを平準化したい人
- レクサス車に憧れをもっている人
- 最新モデルに乗り換えをしたい人
- 自動車保険料が高い人
- ライフイベントに応じて車を選びたい人
それぞれの特徴について、ひとつずつ見ていきましょう。
月々の支払いを平準化したい人
KINTOでは、自動車保険や車検などの費用を含めた金額が、月額料金に含まれています。
そのため、車の維持に必要な費用を用意しておく必要はありません。
また、月々の支払いが平準化されるので、家計の管理が楽になります。
車に必要な費用を一定にしたい人は、KINTOが向いていると判断できるでしょう。
車の維持費は高いよね。KINTOは消耗品の交換や故障修理にも対応しているから、突発的な出費も発生しないよ!
レクサス車に憧れをもっている人
レクサス車は高級自動車として有名です。
「いつかはレクサス車に乗ってみたい!」と、憧れをもっている人も多いのではないでしょうか。
KINTOではレクサス車に58,300円から乗れるプランがあります。(LBXを選択した場合、2024年7月13日時点の情報)
レクサス車の購入はハードルが高くても、車のサブスクを利用すれば願いが叶う可能性が高まります。
LBXを購入すると、オプションを含めなくても460万円以上はかかるよ。レクサス車に6万円弱で乗れるのはすごいよね!
最新モデルに乗り換えをしたい人
KINTOは契約期間を3種類用意しています。
契約期間がもっとも短い3年を選択することで、手軽に最新モデルに乗り換えができます。
また「解約金フリープラン」なら、中途違約金がかかりません。
自分に合ったプランを選択すれば、常に最新モデルに乗ることも可能です。
最新モデルに乗り換えする際は、納期を確認しておこうね。納期が数か月先のモデルもあるよ。
自動車保険料が高い人
自動車保険料は年齢や等級などによって変動します。
たとえば、若い運転者は事故リスクが高いと判断されており、自動車保険料も高く設定されます。
また、自動車免許を取得したばかりの人も、自動車保険料は高いです。
KINTOの自動車保険には、等級制度がありません。
自動車保険料が高い人でも、費用をおさえてトヨタ車に乗れます。
運転者の年齢制限はないよ!また、万が一事故を起こしたとしても、月額料金が上がる心配もない点はいいよね。
ライフイベントに応じて車を選びたい人
ライフイベントがあると、必要な車の種類も変わります。
子どもが生まれたり結婚したりすると、ミニバンのような室内空間の広い車に乗りたいと考える人が増えます。
KINTOを利用すれば、ライフイベントに応じて車を選択しやすいです。
たとえば、子どもが産まれたタイミングで中途解約をすれば、ミニバンに乗れます。
ライフイベントに合わせて車を選びたい人は、KINTOを検討するとよいでしょう。
車を購入すると、乗り換えは簡単にできないよね。KINTOは車のレンタルだから、乗り換えしやすいのがメリットだね!
KINTOのプラン一覧
KINTOには「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2種類が用意されています。
それぞれのプランの内容をまとめました。
初期費用フリープラン | 解約金フリープラン | |
初期費用 | なし | 月額料金の5か月分 |
契約期間 | ・3年 ・5年 ・7年(レクサス車は3年のみ) | 3年 |
ボーナス併用払い | ・55,000円 ・110,000円 ・165,000円※ ※対象外の車種もあり | 利用不可 |
中途解約金 | あり | なし |
車乗り換え時の特典 | あり(のりかえGOの利用) | なし |
参考:KINTO 契約プラン(2024年7月13日時点)
「初期費用フリープラン」は初期費用が0円です。
手元資金が少ない方でも、気軽に利用できる点がメリットです。
また、ボーナス併用払いに対応しており、資金額に応じて支払いができます。
「解約金フリープラン」は、中途解約金がかからない点が魅力的です。
車の必要な期間が分からない方や、ライフイベントにあわせて乗り換えをしたい方に適しています。
2つのプランを比較して、どちらが自分に合っているのかを判断してから決めようね!
まとめ
トヨタのサブスク「KINTO」をお得に活用するためには、サービス内容やメリット、デメリットの把握が必須です。
また、ほかの車のサブスクと比較して、自分に合っているかどうかを判断することをおすすめします。
トヨタ車やレクサス車などにお得に乗るためにも、KINTOの特徴を理解してから申し込みをしてみましょう。